ＦＸ（外国為替証拠金取引）とは

1、毎日スワップポイントがもらえる。

外貨FXの１つ目のメリットが2通貨の売買を行ったときにでる金利差です。これを『スワップポイント』といいます。
金利の安い通貨で金利の高い通貨を買うと金利差益を得ることができ、逆に金利の高い通貨で金利の安い通貨を買うと金利差損を支払わなければなりません。 ただし、これは買いから取引した場合であって、売りから取引すれば逆スワップポイントを支払わなくてはいけません。 また、スワップポイントは市場が閉まる土日分も付与されます。 外国為替証拠金取引は売り買いどちらからでも始められますが、スワップ金利の支払いを考えると、金利がもらえる場合は長期保有、金利を払う場合は短期勝負、と考えておく必要があります。このスワップ金利をうまく利用すると、外国為替証拠金取引を外貨預金のように利用することができます。 いくらのスワップが発生するのかは、取扱会社・通貨ペア・そのときの金利情勢によって変化します。

USD/JPYのスワップポイントについて計算します。
スワップポイントが1万通貨あたり、
買い　＋145円 売り　−153円 とします。
仮に10万米ドルを買い、30日間保有したとすると、
145×10×30=43500円

米ドルを10万通貨を30日間保有するだけで43500円のスワップポイントを得ることができます。 長く持っていればその分だけたくさんのスワップがもらえるのです。
当然、レバレッジをかけた分、スワップポイントも倍増しますので、保証金に対する利益は増えます。
外貨FXの基本は為替差益を狙いますが、予想に反してレートが下がった場合でもスワップ金利をうまく活用すれば、長期保有により損失リスクを軽減できます。